裏切られた、という思いのその先に〜実は裏切ってなかった?〜

 有安さん卒業にあたって、ここまで5年半、有安さんをずっと推してきた者としていろんな思いやら言いたいこととかあるので書き留めます。結論出てこれ書いたらほんとにスッキリしました。

 個人の主観要素かなり強めな上に懐古的な記述もあるので相当長いかつ読みにくいかもしれませんが所々飛ばしながらでも読んでもらえたら。 

かなりの部分はミューコミ等聴くより前に書きました。最後の方の一部分だけ、それ以降に加筆しました。 


 いや、まさかね、こんなにも早く卒業するどころか芸能界からも身を引くなんて思ってもみませんでしたよ。 
 でも…やっぱりあの5人の中で最初に卒業なりで抜ける人がおるとしたらそれは有安さんだとは思ってた。少なくとも2016年7月、有安さんのファーストソロライブに行って以降は。 



 発表があったあの時、自分は普通に大学の研究室に昼前くらいに着き、研究の進捗を生み出そうとパソコンに向かってた。いつも研究してる時って研究しつつも画面の片隅にPC版Twitterアプリのウィンドウ開きっぱなしにしてるからももクロの情報は逐一確認できる。 

 12時なった時だったかな。理論とにらめっこしてたら突如TwitterのTLがおかしいことに気づいて、何が何だかわからないけどとりあえずAEのサイト行ったと。そしたらあの卒業発表のやつですよ。 最初、みんなもそうだろうけど完全にフリーズしたよね。そのあとすぐブログの方も確認しに行ったら更新されてて同じ内容が…でもフリーズする頭をなんとか動かしてコメントを超速で書いた。ありがとう、てのとお疲れ様、てのを入れて(この時は本心からは言ってない) 

  その後は呆然、もう何も手につかない。Twitterだけはずっと見てたけど続々とみんなが浮上してくる。いろんな情報言い出す。もう頭ん中ごちゃごちゃ。 ようやく数時間たってピークから少し落ち着いてきて頭の中で考えられるようになった時、思ったこと 
ももクロ卒業まではいい、けど芸能界からも身を引くてそれソロ活動もやらない、てことやろ?裏切りじゃん」 
いやマジでこれ思った。そん時の自分、怒りというよりも正直 
「有安さんもかよ…」 
ていう呆れた感じ、というか…うん。 
ちょっと個人的な話になるけど…今までの人生、信じてきて上手くいった事例がなかった、だから人のこともどこか冷めた目で見てるようなところはある。 
  だけど…だけど、有安さんだけは裏切らない、大丈夫だろうと思ってた。

 けど違った。普通の女の子になりたい、て希望を残して卒業する宣言をした。 芸歴22年、まもなく23年になろうか、てところかな?まぁずっと芸能界でいたわけだから、隣の芝生は青い、て感覚で憧れるのもわかる。だから普通の女の子、つまり一般人としての生活したい、て思ったんだろうね。

 …でもそれ、極論かもしれないけど、一般人における芸能界への憧れとかそういうのと表裏一体なんじゃないの? 
 芸能界で生き残っていくのには大変な努力が必要だろうよ、ただ…ただ、逆に普通の人、てのが、はいなりました、でなれるものだと思う? 確かに一般人ではあるよ、それは。でも、普通の人、てことで生きていくにはしっかりした努力が必要、てのわかって芸能界から身を引く、て選択したのかな…?

 こう思うのも自分が95年3月14日生まれ、つまり有安さんとほぼ同じだけの期間を生きてきた、てのもあるのかもしれない。これまで自分が手に入れてきた学歴やら就活の成果やらいろんなものがあるけど、ちょっとやそっとの努力で手に入ったものなんて一つもないからね。普通の人、ていうところにも並大抵の努力じゃなれない、てこと理解した上での決断ならそれは素直に受け入れる。真相は闇だけど…

 …と言っても、タイトルにもある通りその先の思いがあるわけで。 
 ちょっとここから懐古入ります 
 実際自分がももクロにハマったのは2012年7月、当時大学受験勉強真っ只中の時。当時まだポケモンのアニメとかみてて、その時エンディングで流れてたのがみてこちだったわけ。でTSUTAYAに借りに行くも収録されてるCDはその時はなくちょうど在庫あったバトロマを借りて聴いてみたと。まぁそこからは皆さん想像の通りですよねはい。ただ、自分が他の多くのモノノフと違ったのはYoutubeでのライブ映像を見るのは大学受験終わって現場行きだした夏バカ日産の少し前から、てこと。それまではひたすらももクロのCDをTSUTAYAでレンタルし、iTunesに取り込んでiPodで聴きつつ勉強する日々。ある意味それが有安さん推すことになる原点だったのかも。映像でなく音楽や歌声聴いてたら自然と有安さん推しになってた。生年月日1日違い、て知ったのは少ししてから。まぁそれはいいとして、だからこそライブの激しい振りというよりも音楽としての良さ、有安さんの歌声の良さ、に惹かれた…と。今だから思うけど、最初っからアーティストとしての有安杏果、そしてももクロ。これを求めてモノノフとして数多くの現場行くことになったんだと思う。

 だけど、ももクロはアイドルグループ。個人的には1アーティストを応援してる感覚だったけど、周りから見たらただのドルヲタ…だったんだろうな。それもあって現場数はかなり行ってても2015年くらいからは違和感ありまくりの状態で参戦する状況が続いてた。有安さんはアーティスト志向があったのは間違いないだろうし、アイドル、ていうところがいつからか知らないけど相当重荷にはなってたんだろうな。

 自分の中の違和感を取っ払えたのはソロコンのおかげ。実際、歌に拘りのある有安さんがソロコン、て聞いて期待しないはずがないし、実際期待通り…というかそれ以上。横アリのソロコン以降ずっと思ってたのは、ももクロの活動もいいけど早いうちにソロ活動に軸足を移して欲しいな、てこと。これも自分が推してたのが"アーティスト"有安杏果だったからだと思う。今思えばアイドルという所から早く抜け出してほしい、て思いを抱きながら横アリソロコン以後ここまで推してきてたのかも。
 
  でも…有安さんは違和感が抜けることはなかったんだろうな。実際、ソロコンの時と5人でのライブの時とで表情とかの違いはかなりあったし。だからといって、芸能界引退…までする必要あったの?とは最初思った。 

 ただ、数日考えて、その違和感が何年続いてたのか、てところまでは分からないけど、MAX8年強、違和感覚えつつも仕事をやり抜いてきた。そこを思うと芸能界から離れて休みたい、てのはそれはそうなのかな…とも。マイク離さない、とは言ってもマイク離しちゃうくらいには限界だったんだろうね。 

 そう思うと本当、ももクロでのプロ意識には脱帽。本当にありがとう、て気持ちとお疲れ様。て気持ちが同時に芽生えてきた。 

 有安杏果さん、本当に、本当にありがとう。そしてお疲れ様。



 そんなこんなで今は自分の気持ちも落ち着きました。
 そして自分の決意。 

ココロノオトを手にいつまでも




 ここから下は単なる自分の推測と願望。読みたい人は読んでもらえれば…



 有安さんが歌と音楽を愛している、これに関しては嘘偽りのない本音だと思ってる。ももクロ5人の所で言ってたことの真偽はわからない、ただ、ソロコンで言っていたことに関しては少しは信頼できることも多いはず。

 だからこそ、有安さんは裏切ったんじゃないと思う。ももクロでためこみ続けた違和感、辛さ。 これを解消する、このため芸能界から離れる選択をしたんだと思ってる。
 じゃ休養でええやん、て思うかもしれないけど解消にいつまでかかるかそりゃわからないよ、グレーな状況にしたくないと思ったからハッキリさせようとスパッと契約解消になったんだろうね。 

 どこかで有安さんはアーティストとして再デビューする。願望だけど音楽大好きな有安さんがこれまで重荷になってたアイドルという檻を突き破って出てくる時は必ず来ると思うんだ。何年後かは分からないけど。ただ、その時の居場所はももクロではない、これだけははっきりしてると思う。

 違和感を覚えてから今までの期間の2倍くらいは最大でも解消に必要なんじゃないか、とは思う。だから最大17年。
  …て俺もうその時40歳なるやん。でも、そのくらいなら大丈夫。忍耐力強いから待てる。 

 とはいえ推測だけど2014年の紅白、インフルで出られず、リベンジ誓った2015年紅白に出られずなぜか紅白卒業宣言した、あそこでももクロでの目標見失ってしまったんじゃないかな、とは思う。

 だとするとそこから2年、違和感がピークに達した状態で活動してたわけで。 でも、おそらくだけど、その違和感がピークになった時にはソロコンやること決まってたよね?

 ちょっと有安さんとしてはこうも思ったんじゃない?ソロアーティストとしての活動は本望。でも、すぐにももクロ抜けてしまうとそれが難しくなる。だからももクロ所属のもとである程度経験積んで道筋作ろうと。そして個人的な願い(横アリ公演、武道館公演)を実現してやるためにももクロという名義、そこで得られた人脈をフル動員してやろうと。言い方悪いかもだけど。

 実際ももクロ運営の想像を超えるペースで成長したと思うよ。だってさっさと見切りつけたい、でも野望叶えるためにももクロという名義が必要。さらに超速で叶えるためには自分の成長が必須。だからそこに至るまでの努力、とんでもなかったと思う。

  …で、武道館公演が決まったからよし、これでもうやりたいことはやり切った、て感じで卒業と芸能界から離れることを決めたのかな…

  そうだとすれば実質の違和感ピークは2年、ないし3年。
 そう考えるとMAXでもカムバックまで9〜10年程度…だと信じたいな。

 そうそう、今回スパッと契約解消決意できたのもももクロで得た人脈があったからだと思う。いくら辛かったももクロでの活動を利用して作り上げた人脈だからって、みんな有安さんの実力、才能を評価して、関わってくれたわけだから。
 有安さんが表舞台に戻りたい、また歌いたい、マイク握りしめて歌いたい、てなったら快く復帰へのサポートしてくれると思う。


 それも踏まえてこれから自分にできること、それはこれまでの活動に感謝する気持ちを忘れず持ち続けること、そしてもし、表舞台に戻ってくるようなことがあった場合、真っ先に
 「おかえりなさい!」
 と言えるように自分自身の日々をきちんとしたものにしていくこと
 この2つかな。


 ここまで書いたあとにミューコミ聴いて、確証は持てないにしてもおおよそ考えてたこと間違ってなさそうな気はしたし、やはり裏切ってないんじゃないかな、て思う。


  最後に…
 ももクロのことをよろしく、と有安さんはブログに何度か書いてたけど、これまで有安さん推しとして突っ走ってきて、後悔してることは1つもないし、途中違和感覚えつつも1つ1つのイベント自体は本当に楽しかった。けど、卒業宣言、てなってめちゃくちゃ疲れたのは…実は俺も。だから、ももクロに感謝はしてるし、好きなのは変わりないけど、現場参戦は休止。戻るかはわからない。でも…形を変えた応援でも、いい…よね?


 まだ書きたい事あるけど、この先は…また別の機会に。 


 改めて、有安さん、8年間、ありがとう。そして、お疲れ様。